排出ガステスト

ECU が自分で走らせる自己診断と、車検の前にそれが効いてくる理由。

故障コードのほかに、ECU は排出ガス系の自己診断を走らせ、それぞれが完了したかどうかを報告します。この画面はその状態を示します。

内容は、お住まいの国の法定定期検査とも、ディーラーの定期点検とも関係ありません。ECU が自身のテストについて出す内部の報告です。

  1. 接続してエンジンをかける

    アダプターをつないでエンジンをかけます。モニターは、走行サイクルのあいだに ECU が走らせるにつれて現れます。

  2. 二つの列を読む

    DTCクリア以降のステータスは、前回コードを消してから何が完了したかを示します。現在の走行サイクルのステータスは、今回の走行で何がすでに走ったかを示します。

    車検で効いてくるのは最初の列で、二番目の列はいまこの瞬間の進み具合を示します。

  3. 結果を読み解く

    各モニターは合格不合格該当なしのいずれかで現れます。該当なしと印の付いた行は、お使いの車が備えていないモニターです。

    メーカーごとに公開する組み合わせが違うので、その状態の行がいくつかあるのは普通のことで、何かがおかしいという意味ではありません。

  4. 車検に向けて車を整える

    検査が OBD ポートを読む国では、未完了のモニターだけで車が不合格になります。どこにも問題がなくてもです。

    モニターは混合走行で完了します。市街地と幹線道路、冷間と暖機後を織り交ぜて、数日かけて進みます。近道はなく、車検の直前にコードを消すのがまずい理由もそこにあります。


うまくいかないとき

アダプターの接続と、エンジンがかかっていることに依存します。イグニッションを入れただけで始動していない状態では、ほとんどの ECU はモニターを報告しません。

普通のことです。規格が想定するモニターのうちどれを備えるかはメーカーごとに違い、該当なしの行がいくつかある車がそのせいで不良というわけではありません。

特定の条件に左右され、混合走行が必要です。市街地と幹線道路の区間、冷間からの始動、一定速度でのある程度の時間などです。短くていつも同じ経路では、サイクルがいつまでも完了しないことがあります。

エラーを消すとモニターがリセットされるので、その結果は当然です。再び完了するには数日の混合走行が必要で、そのあいだ車は OBD ポートを読む検査で不合格になりえます。


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